土木工事の現場では、工事を安全に、計画どおりに進めるために、材料・人・機械・手順をまとめて管理する人が必要です。
2級土木施工管理技士は、その「現場をまとめる力」を国が認める資格で、建設業法に基づく国家試験(施工管理技術検定)です。
この試験は、令和3年度から第一次検定と第二次検定に分かれています。
第一次検定に合格すると、2級土木施工管理技士補になります。
第二次検定に合格すると、2級土木施工管理技士になります。
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1級管工事施工管理技士
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2級土木施工管理技士
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建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
令和8年度(2026年)後期 第一次検定日
2026年10月25日(日)
試験日まで、93日
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土木工事の現場では、工事を安全に、計画どおりに進めるために、材料・人・機械・手順をまとめて管理する人が必要です。
2級土木施工管理技士は、その「現場をまとめる力」を国が認める資格で、建設業法に基づく国家試験(施工管理技術検定)です。
この試験は、令和3年度から第一次検定と第二次検定に分かれています。
第一次検定に合格すると、2級土木施工管理技士補になります。
第二次検定に合格すると、2級土木施工管理技士になります。
土木工事(道路、橋、河川、上下水道、造成など)では、現場で次のような管理が必要になります。
工程管理:いつ・何を・どの順番で進めるかを管理します。
品質管理:設計どおりの強さ・寸法・材料になっているかを確認します。
安全管理:事故が起きないように作業手順や危険ポイントを管理します。
出来形管理:完成した形が基準に合っているかを測定・確認します。
関係者調整:発注者、協力会社、作業員などと連携して現場を動かします。
土木工事の現場では、施工管理技士がいなければ工事を適切に進めることができません。
2級土木施工管理技士は、比較的小規模な土木工事の主任技術者として、道路・橋・河川・上下水道などのインフラ工事の現場において、施工計画の作成から品質管理・安全管理まで幅広く関わり支える、重要な役割を担います。
2級土木施工管理技士になるには、「第一次検定(学科試験)」と「第二次検定(実地試験)」の両方に合格する必要があります。
<受験資格>
第一次検定:
原則として17歳以上で受検できます(学歴・実務経験は問いません)。
第二次検定:
一定の実務経験が必要です。
令和6年度から、学歴ではなく「第一次検定合格後の実務経験」を基準にする新しい考え方になっています。
第二次検定(新受検資格)の代表例は次のとおりです。
・2級第一次検定合格後、実務経験3年以上
・1級第一次検定合格後、実務経験1年以上
・技術士第二次試験合格後、実務経験1年以上
また、令和10年度までは旧受検資格でも受検できる経過措置があります。
経験者なら約1〜2ヶ月前から勉強を始め、概ね50~80時間の学習で合格が可能であると言えるでしょう。
未経験者は基礎から学ぶ必要があり、約3〜5か月前から勉強を始め、概ね150時間以上の勉強時間が必要となるでしょう。
・第一次検定は、独学でも合格を目指しやすいです。
・第二次検定は、自分の経験を文章で説明する力が重要なので、現場経験が浅い人は準備に時間がかかりやすいです。
学習のコツは次のとおりです。
・法規は範囲が広いので、出題されやすい分野から固めます。
・計算問題は「全部を完璧」にするより、基本問題を落とさない方が得点が安定します。
・第二次検定は、早めに「施工経験記述」の型を作り、書けるように練習します。
2級の上位にあたる試験です。
1級施工管理技士になると、監理技術者として配置できる場面があります。
なお、1級の第一次検定は、令和8年度中に19歳以上であれば受検できます。
以前のように、まず2級合格が必要という制度ではありません。
土木工事の計画・設計・コンサルティングに携われる資格です。
持っていると技術者からの信頼が得られる、最上位レベルの国家試験といえます。
土木工事に必要な測量技術を証明する国家資格です。
測量士がいないとできない業務(測量計画・監督)があります。
2級土木施工管理技術検定は、
・第一次検定は年2回(前期・後期)
・第二次検定は年1回(後期の試験日に実施)
という形です。
<令和8年度>
第一次検定(前期)
受検申込:令和8年3月4日~3月18日
試験日:令和8年6月7日
合格発表:令和8年7月7日
第一次検定(後期)/第二次検定
受検申込:令和8年7月8日~7月22日
試験日:令和8年10月25日
第一次検定 合格発表:令和8年12月2日
第二次検定 合格発表:令和9年2月3日
試験地は全国の主要都市に設けられます。
具体的な会場名は受検票で案内されます。
前期の第一次検定は10地区、後期の第一次検定(土木)は20地区、第二次検定(土木)は19地区で実施されます。
令和8年度の第一次検定(前期)の試験地は、札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇の10地区です。
令和8年度の第一次検定(後期・土木)の試験地は、札幌、釧路、青森、仙台、秋田、東京、新潟、富山、静岡、名古屋、大阪、松江、岡山、広島、高松、高知、福岡、熊本、鹿児島、那覇の20地区です。
第二次検定(土木)は、このうち熊本を除く19地区で行われます。
第一次検定(学科試験)
| 試験科目 | 主な出題内容 |
|---|---|
| 土木一般(11問中9問選択) | 構造力学、土質工学、水理学、測量学、環境工学 |
| 専門土木(20問中6問選択) | 施工技術、各種工法、材料、土工・基礎など |
| 共通工学(4問必須) | 材料・設備、基礎・構造、施工の基礎 |
| 施工管理(7問必須) | 工程管理、安全管理、品質管理、出来形管理、施工計画 |
| 施工管理法(応用能力)8問必須 | 現場での判断・適用力、計算を含む設問 |
| 法規(11問中6問選択) | 建設業法、労働安全衛生法、環境関連法規 |
| 工学的基礎知識(令和6年度から追加、5問必須) | 力学(構造・土質・水理の基礎) |
第二次検定(実地試験)土木・鋼構造物塗装・薬液注入からいずれか1区分選択
| 区分 | 試験科目 | 主な出題内容 |
|---|---|---|
| 土木 | 施工経験記述/施工管理/法規 | 自身の工事経験に基づく計画・工程・品質・安全、建設業法・安衛法の記述 |
| 鋼構造物塗装 | 施工経験記述/施工管理/法規 | 塗膜性能、劣化要因、素地調整、塗装材料・工法、品質・安全管理 |
| 薬液注入 | 施工経験記述/施工管理/法規 | 地盤調査、注入材料・配合、止水・改良設計、施工・品質・安全管理 |
2級土木施工管理技士の試験で、前期は「土木」のみ、後期は「土木・鋼構造物塗装・薬液注入」の3分野が出題されるのは、
試験運営の効率と受験機会の確保のためです。
前期は受験者数が多い土木区分を早めに実施し、万一不合格でも同年度後期に再受験できるようにする目的があります。
後期は第一次と同日に第二次検定を行うため、受験者が比較的少ない鋼構造物塗装・薬液注入を土木とまとめ、3区分から1つを選択する方式にしています。試験内容の難易度が違うわけではなく、受験者数や会場手配を踏まえたスケジュール上の調整が区分数の違いの主な理由です。
<前期試験>
前期は第一次検定(学科)のみを土木区分で実施します。
まだ実務経験が浅い、または記述に自信がない場合
→ 前期試験(学科のみ)を受けて、学科合格を狙うのがおすすめです。
<後期試験>
後期は3区分:土木・鋼構造物塗装・薬液注入の第一次検定(学科)と、同日に第二次検定(実地試験)を実施します。
→ 実務経験が十分あり、学科と実地を一度で済ませたい方は後期で希望区分を選んで受験する方法がおすすめです。
※ 前期で第一次検定に合格、または、後期で第一次検定のみ合格となった方は、「2級土木施工管理技士補」となり、
必要な実務経験を満たした時点で第二次検定のみに出願できます。
(制度改正により以下のように変更になりました。
令和3年度以降の第一次合格者(=技士補):有効期限なしで二次に出願できます。
平成28年度〜令和2年度の「学科試験のみ合格」者(旧制度):
旧ルール(合格年度を含む12年以内に連続する2回)で二次に挑戦できます。
なお、この旧学科合格は「技士補」ではありません。)
<後期試験分野土木・鋼構造物塗装・薬液注入の選び方>
それぞれの分野の試験内容と、ご自身の実務経験から選ぶことをおすすめします。
実務経験が少ない場合は、興味・関心のある分野を選んでも問題ありません。
合格すると選択した分野の主任技術者として施工管理を行うことができます。
【土木】
建設現場での一般的な土木工事に関する知識や施工管理能力が問われます。
経験豊富な方や、幅広い分野で活躍したい方に向いています。
試験内容は、土木一般、専門土木、法規、共通工学・施工管理、施工管理法(基礎的な能力)などです。
【鋼構造物塗装】
鋼構造物の塗装工事に関する専門知識や施工管理能力が問われます。
塗装工事の経験がある方や、専門分野を極めたい方に向いています。
試験内容は、塗装一般、塗装材料、塗装工事、安全衛生、品質管理などです。
【薬液注入】
地盤改良やトンネル工事などで用いられる薬液注入工法に関する知識や施工管理能力が問われます。
薬液注入工事の経験がある方や、専門分野を深く追求したい方に向いています。
試験内容は、薬液注入工法、地盤調査、薬液注入材料、品質管理などです。
第一次検定(学科試験):6,000円(非課税)
第二次検定(実地試験):6,000円(非課税)
第一次・第二次検定同時受検:12,000円(非課税)
なお、インターネット申込でコンビニ決済を選択した場合、別途手数料がかかります。クレジットカード決済の場合、手数料はかかりません。
| 試験区分 | 合格発表日 |
|---|---|
| 第一次検定(前期) | 2026年7月7日 |
| 第一次検定(後期) | 2026年12月2日 |
| 第二次検定 | 2027年2月3日 |
詳細や最新情報については、一般財団法人 全国建設研修センターの公式サイトをご確認ください。
第一次検定(学科試験):
択一式(マークシート方式)で、問題数66問中から45問を選んで解答する形です。
試験時間は2時間10分です。
第二次検定(実地試験):
記述式(論述含む)で試験時間は2時間です。
申込方法は、受ける区分と「新・旧受検資格」で変わります。
第一次検定:
インターネット申込が基本です。
第二次検定(新受検資格):
インターネット申込後、必要書類を郵送します(期限までに郵送しないと受検できません)。
第二次検定(旧受検資格):
書面申込が必要になる場合があります(詳細は募集要項で確認が必要です)。
インターネット申込では、住民票コードや顔写真データ(JPEG)などが必要になります。
2級土木施工管理技術検定は、前期と後期で申込時期が分かれます(年度により多少変動します)。
直近(令和8年度)の公表例では次のとおりです。
前期:3月上旬〜3月中旬
後期:7月上旬〜7月中旬
2級土木施工管理技術検定の受検票は、試験日の約2週間前に発送されます。
受検票には、試験会場や試験時間、受検番号などの重要な情報が記載されていますので、到着後は必ず内容を確認し、大切に保管してください。
一般的な意味での科目合格制度はありません。
ただし、第一次検定に合格すると、その後は第二次検定を何回でも受検でき、期間の制限もありません。
つまり、第一次検定の合格は次回以降に引き継げます。
平成28年度から令和2年度までに、旧制度の「学科試験のみ」に合格した人は、所定の実務経験を満たした場合、合格年度の初日から12年以内に、連続して2回まで、第一次検定を免除して第二次検定を受けられます。
旧制度の学科合格は、現在の「技士補」とは扱いが異なります。
過去の学科試験合格者は免除制度の適用があります。
●対象者:令和3年度以降の第一次合格者(=2級土木施工管理技士補)
●免除期間:第一次検定の再受検は不要(要件を満たしている扱い)で、所定の実務経験を満たした時点で第二次検定に出願できます。
●対象者:旧学科合格者(平成28年度〜令和2年度)当時の「学科試験のみ」合格者。
●免除期間:合格年度の初日から12年以内に連続する2回まで、同一の種目・種別に限り、第一次検定を免除して第二次検定を受検できます。
※平成27年度以前の学科試験合格者は、免除期間が終了しているため、再度第一次検定から受検する必要があります。
旧制度の学科合格は「技士補」ではありません。
現行の技士補とは扱いが異なります。
また、技術士資格保有者も免除制度の適用があります。
●対象者:技術士(第二次試験)に合格している方で、以下の技術部門に合格した方。
・建設部門
・上下水道部門
・農業部門(選択科目が「農業農村工学」の場合)
・森林部門(選択科目が「森林土木」の場合)
・水産部門(選択科目が「水産土木」の場合)
・総合技術監理部門(選択科目が上記部門に関連する場合)
●免除期間:→上記部門の技術士第二次試験合格後、実務経験1年以上を満たせば、
第一次検定を経ずに第二次検定へ出願可能です。(新受検資格:令和6年度開始)
※旧受検資格(平成28年度〜令和2年度の第二次合格者)で出願する場合は、対象部門の表記が一部異なる案内(例:「水道部門」「林業部門」など)があります。
最新の募集要項でご確認ください。
第一次検定(学科試験)、第二次検定(実地試験)ともに、60%以上の正答率が必要となります。
2級土木施工管理技術検定に合格すると、国土交通大臣から「技術検定合格証明書」が交付され、「2級土木施工管理技士」の称号が与えられます。
この合格証明書は、建設業法に基づく重要な資格証明となります。
合格証明書の交付手続きは以下の通りです。
新規交付申請:
合格通知を受け取った後、指定された手続きに従って申請を行います。申請方法や必要書類は、合格通知書に詳細が記載されていますので、必ず確認してください。
再交付・書換申請:
合格証明書を紛失した場合や、氏名変更があった場合は、再交付や書換の申請が必要です。申請書の受理から証明書の発行まで、約1ヶ月から1ヶ月半を要します。
※2級土木施工管理技士(資格)そのものに有効期限はなく、更新も基本的に不要です。
詳細や最新情報については、一般財団法人 全国建設研修センターの公式サイトをご確認ください。
第一次検定(前期・土木)
| 年度 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 14,030人 | 7,274人 | 51.8% |
| 令和6年度 | 13,593人 | 5,840人 | 43.0% |
第一次検定(後期等・土木)
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 24,556人 | 12,194人 | 49.7% |
| 令和6年度 | 25,686人 | 11,445人 | 44.6% |
| 令和5年度 | 27,764人 | 14,477人 | 52.1% |
| 令和4年度 | 27,461人 | 17,565人 | 64.0% |
| 令和3年度 | 18,612人 | 13,697人 | 73.6% |
| 令和2年度 | 19,968人 | 14,488人 | 72.6% |
| 令和元年度 | 18,825人 | 12,625人 | 67.1% |
第二次検定(土木)
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 21,111人 | 11,341人 | 53.7% |
| 令和6年度 | 18,806人 | 6,646人 | 35.3% |
| 令和5年度 | 26,178人 | 16,464人 | 62.9% |
| 令和4年度 | 32,351人 | 12,246人 | 37.9% |
| 令和3年度 | 32,847人 | 11,713人 | 35.7% |
| 令和2年度 | 30,437人 | 12,852人 | 42.2% |
| 令和元年度 | 31,728人 | 12,611人 | 39.7% |
第一次検定の合格率は、近年おおむね4~5割程度です。
第二次検定の合格率は年度による差が大きく、3割台から6割台まで変動しています。
ただし、第一次検定と第二次検定では受検者の条件が異なります。
第二次検定を受ける人は、すでに第一次検定に合格し、所定の実務経験などの受検資格を満たしている人です。
そのため、第一次検定と第二次検定の合格率を、そのまま同じ難しさとして比較することはできません。