2級土木施工管理技士 過去問
平成29年度(前期)
問6 (土木 問6)

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問題

2級土木施工管理技士試験 平成29年度(前期) 問6(土木 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

荷おろし時の目標スランプが8cmであり、練上り場所から現場までの運搬にともなうスランプの低下が2cmと予想される場合、練上り時の目標スランプは次のうちどれか。
  • 6cm
  • 8cm
  • 10cm
  • 12cm

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「10cm」です。

選択肢3. 10cm

低下が2cmと予想され、荷降ろし時の目標スランプが8cmなら、練上がり時の目標スランプXは、X−2cm=8cmよりX=10cmです。
時間経過に伴うスランプの低下とは、運搬や待ち時間のあいだにコンクリートが次第に硬くなり、スランプ値が小さくなる現象のことです。
現場では、荷降ろし時のスランプを基準に管理します。したがって、練上がり時は低下分を見込んで目標値を高めに設定します。表現としては「柔らかく練り上げる」ではなく、「荷降ろし時の目標スランプに低下見込みを加えて練上がり時の目標を設定する」とするのが適切です。
今回の条件では、練上がり時の目標スランプは10cmと整理できます。

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02

正解は「10cm」です。

選択肢1. 6cm

不正解です
練り上げ時のスランプが6cmの場合、運搬して現場での荷下ろし時はスランプが2cm低下するため、
6cm-2cm=4cm
となり、荷下ろし時の目標スランプの8cmには届きません。
よって間違いです。

選択肢2. 8cm

不正解です
練り上げ時のスランプが8cmの場合、運搬して現場での荷下ろし時はスランプが2cm低下するため、
8cm-2cm=6cm
となり、荷下ろし時の目標スランプの8cmには届きません。
よって間違いです。

選択肢3. 10cm

正解です
練り上げ時の目標スランプが10cmの場合、運搬して現場での荷下ろし時はスランプが2cm低下するため、荷下ろし時のスランプは
10cm-2cm=8cm
となり、荷下ろし時の目標スランプの8cmを達成できます。
よって10cmは正解となります。

選択肢4. 12cm

不正解です
練り上げ時のスランプが12cmの場合、運搬して現場での荷下ろし時はスランプが2cm低下するため、
12cm-2cm=10cm
となり、荷下ろし時の目標スランプの8cmを超えてしまいます。
よって間違いです。

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03

問題の解説

正解は 10cm です。

選択肢3. 10cm

目標スランプ 8cm + 推定スランプ低下量 2cm =10cm

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