2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(後期)
問59 (土木 問59)
問題文
建設機械の走行に必要なコーン指数の値に関する下記の文章中の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。
・被けん引式スクレーパ(小型)よりダンプトラックの方がコーン指数は( イ )。
・スクレープドーザより( ロ )の方がコーン指数は小さい。
・自走式スクレーパ(小型)より超湿地ブルドーザの方がコーン指数は( ハ )。
・普通ブルドーザ(21t級)より( ニ )の方がコーン指数は大きい。
・被けん引式スクレーパ(小型)よりダンプトラックの方がコーン指数は( イ )。
・スクレープドーザより( ロ )の方がコーン指数は小さい。
・自走式スクレーパ(小型)より超湿地ブルドーザの方がコーン指数は( ハ )。
・普通ブルドーザ(21t級)より( ニ )の方がコーン指数は大きい。
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問題
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2級土木施工管理技士試験 令和6年度(後期) 問59(土木 問59) (訂正依頼・報告はこちら)
建設機械の走行に必要なコーン指数の値に関する下記の文章中の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。
・被けん引式スクレーパ(小型)よりダンプトラックの方がコーン指数は( イ )。
・スクレープドーザより( ロ )の方がコーン指数は小さい。
・自走式スクレーパ(小型)より超湿地ブルドーザの方がコーン指数は( ハ )。
・普通ブルドーザ(21t級)より( ニ )の方がコーン指数は大きい。
・被けん引式スクレーパ(小型)よりダンプトラックの方がコーン指数は( イ )。
・スクレープドーザより( ロ )の方がコーン指数は小さい。
・自走式スクレーパ(小型)より超湿地ブルドーザの方がコーン指数は( ハ )。
・普通ブルドーザ(21t級)より( ニ )の方がコーン指数は大きい。
- (イ)大きい (ロ)超湿地ブルドーザ (ハ)小さい (ニ)ダンプトラック
- (イ)小さい (ロ)自走式スクレーパ(小型) (ハ)大きい (ニ)ダンプトラック
- (イ)大きい (ロ)自走式スクレーパ(小型) (ハ)小さい (ニ)湿地ブルドーザ
- (イ)小さい (ロ)超湿地ブルドーザ (ハ)大きい (ニ)湿地ブルドーザ
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題の解答ポイントは、各建設機械の特性(接地圧、用途、走行方式など)を理解し、コーン指数との関係性を把握することです。
解答のポイントは、各建設機械の特性(接地圧、用途、走行方式など)を理解し、コーン指数との関係性を把握することです。
コーン指数と機械の走行性の関係
コーン指数が大きい:地盤が硬いことを意味し、一般的なダンプトラックや普通のブルドーザなどが走行できます。
コーン指数が小さい:地盤が軟らかいことを意味し、湿地ブルドーザや接地圧を低く抑えた特殊な機械でないと走行が困難です。
適当な組み合わせです。
(イ)大きい
被けん引式スクレーパは、トラクターなどで牽引されるタイプのスクレーパで、土砂を積み込む際に走行抵抗が大きくなることがあります。また、車輪が多く、接地圧は分散される傾向にあります。
ダンプトラックは、舗装路や比較的硬い地盤での走行を主とするため、車輪の数が少なく、積載時には接地圧が高くなります。そのため、より硬い地盤(コーン指数が大きい地盤)が必要となります。
(ロ)超湿地ブルドーザ
超湿地ブルドーザは、通常のブルドーザよりも接地圧を極限まで低く抑えるために、非常に幅広なクローラを装備しています。そのため、非常に軟弱な地盤(コーン指数が極めて小さい地盤)でも走行可能です。
自走式スクレーパは、積載時の重量が大きく、比較的硬めの地盤で効率的に作業を行います。
(ハ)小さい
自走式スクレーパ(小型)は、土砂の掘削・運搬を行う機械で、積載時には大きな重量がかかり、比較的硬い地盤での走行に適しています。
超湿地ブルドーザは、上記(ロ)でも説明した通り、極めて軟弱な地盤(コーン指数が非常に小さい地盤)での走行に特化しています。
(ニ)ダンプトラック
ダンプトラックは、舗装路や比較的硬い地盤での走行が主で、積載時には高い接地圧がかかります。そのため、走行にはより大きなコーン指数(硬い地盤)が必要です。
湿地ブルドーザは、普通のブルドーザよりも接地圧を低く抑えるための幅広なクローラを装備しており、軟弱な地盤(コーン指数が小さい地盤)でも走行可能です。
適当な組み合わせではありません。
適当な組み合わせではありません。
適当な組み合わせではありません。
この問題は、建設機械の走行性能と地盤の特性を示すコーン指数との関係を理解しているかが問われるものです。特に、以下の点を押さえておきましょう。
コーン指数が小さい=地盤が軟らかい(超湿地ブルドーザなどが走行可能)
コーン指数が大きい=地盤が硬い(ダンプトラックなど、一般的な機械が走行可能)
接地圧が低い機械(例:湿地ブルドーザ)ほど、軟弱地盤での走行に適しています。
それぞれの建設機械がどのような地盤条件での作業に適しているのかをイメージできるようになると、この手の問題は容易に解答できるようになります。
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02
この問題は建設機械と土工作業に関する問題で頻出します。
まず、コーン指数とは、建設機械の走行性に関する指標です。
先の尖った円錐(コーン)を土に押し込み、その時の貫入抵抗力をコーンの底面積で除した値で表します。
値が大きいほど締まった固い土で走行性が高いと言えます。
各建設機械と走行できるコーン指数を覚えていれば簡単な問題ですが、選択式なので、知らなくても解くことは可能です。
まず(イ)について考えましょう。
被牽引式スクレーパのコーン指数は700以上、ダンプトラックは1200以上です。
そのため、()内は「大きい」が正です。
ダンプトラックは軟弱な道では走行できないので、コーン指数を知らなくても想像はできると思います。
次に(ロ)について考えましょう。
スクレープドーザとの比較です。
選択肢を見ると、「超湿地ブルドーザ」か「自走式スクレーパ(小型)」のいずれかです。
スクレープドーザのコーン指数は600以上、超湿地ブルドーザは200以上、自走式スクレーパは1000以上です。
よって、スクレープドーザよりコーン指数が小さいのは「超湿地ブルドーザ」になります。
一度整理します。
スクレーパは自走式より被牽引式の方が軟弱土向き(コーン指数が小)です。
スクレーパとブルドーザの機能を足し、スクレーパをより軟弱土向き(コーン指数が小)にしたのが、スクレープドーザです。
ブルドーザは軟弱土向き(コーン指数が小)で、さらにコーン指数が大きい順に、普通ブルドーザ、湿地ブルドーザ、超湿地ブルドーザと
種類があります。
コーン指数を知らなくても名称でイメージできると思います。
次に(ハ)について考えましょう。
自走式スクレーパ(小型)と超湿地ブルドーザの比較です。
先述したとおり、超湿地ブルドーザの方がコーン指数は「小さい」が正です。
最後に(ニ)について考えましょう。
普通ブルドーザ(21t級)との比較で、選択肢を見ると「ダンプトラック」か「湿地ブルドーザ」のいずれかです。
先述のとおり、普通ブルドーザよりコーン指数が大きいのは「ダンプトラック」になります。
適当です。
誤りです。
(イ)(ロ)(ハ)が不適当です。
誤りです。
(ロ)(ニ)が不適当です。
誤りです。
(イ)(ハ)(ニ)が不適当です。
建設機械とその走行性については概ね理解できましたか?
それぞれのコーン指数について問われることもあるので、数値についても覚えるようにしましょう。
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03
適当な組合せは、(イ)大きい、(ロ)超湿地ブルドーザ、(ハ)小さい、(ニ)ダンプトラックです。
コーン指数は、地盤の硬さや建設機械の走りやすさを判断する目安です。
走行に必要なコーン指数が小さい機械ほど、軟らかい地盤でも走行できます。
各機械の走行に必要なコーン指数は、超湿地ブルドーザが200kN/m²以上、湿地ブルドーザが300kN/m²以上、スクレープドーザが600kN/m²以上、普通ブルドーザ21t級と被けん引式スクレーパが700kN/m²以上、自走式スクレーパが1,000kN/m²以上、ダンプトラックが1,200kN/m²以上です。
適当な組合せです。
被けん引式スクレーパが走行するには700kN/m²以上、ダンプトラックには1,200kN/m²以上のコーン指数が必要です。
そのため、ダンプトラックの方が大きくなります。
スクレープドーザは600kN/m²以上、超湿地ブルドーザは200kN/m²以上なので、超湿地ブルドーザの方が小さくなります。
自走式スクレーパは1,000kN/m²以上、超湿地ブルドーザは200kN/m²以上なので、超湿地ブルドーザの方が小さくなります。
普通ブルドーザ21t級は700kN/m²以上、ダンプトラックは1,200kN/m²以上なので、ダンプトラックの方が大きくなります。
適当ではありません。
被けん引式スクレーパに必要なコーン指数は700kN/m²以上、ダンプトラックは1,200kN/m²以上です。ダンプトラックの方が大きいため、(イ)の「小さい」は誤りです。
また、自走式スクレーパはスクレープドーザより必要なコーン指数が大きく、超湿地ブルドーザは自走式スクレーパより小さいため、(ロ)と(ハ)も誤りです。
普通ブルドーザ21t級よりダンプトラックの方が大きいという(ニ)の組合せは合っています。
適当ではありません。
ダンプトラックは被けん引式スクレーパより必要なコーン指数が大きく、超湿地ブルドーザは自走式スクレーパより小さいため、(イ)と(ハ)は合っています。
しかし、自走式スクレーパは1,000kN/m²以上が必要であり、スクレープドーザの600kN/m²以上より大きいため、(ロ)は誤りです。
湿地ブルドーザは300kN/m²以上で走行でき、普通ブルドーザ21t級の700kN/m²以上より小さいため、(ニ)も誤りです。
適当ではありません。
超湿地ブルドーザは、スクレープドーザより必要なコーン指数が小さいため、(ロ)は合っています。
しかし、ダンプトラックは被けん引式スクレーパより必要なコーン指数が大きいため、(イ)は誤りです。
超湿地ブルドーザは自走式スクレーパより小さいため、(ハ)も誤りです。
また、湿地ブルドーザは普通ブルドーザ21t級より小さいため、(ニ)も誤りです。
走行に必要なコーン指数が小さい機械ほど、軟らかい地盤での走行に向いています。
必要なコーン指数は、小さい順に、超湿地ブルドーザ、湿地ブルドーザ、スクレープドーザ、普通ブルドーザ21t級・被けん引式スクレーパ、自走式スクレーパ、ダンプトラックとなります。
特に、超湿地ブルドーザは軟らかい地盤に強く、ダンプトラックは硬い地盤を必要とすることを覚えておくと判断しやすくなります。
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