2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(前期)
問34 (土木(ユニットC) 問18)
問題文
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問題
2級土木施工管理技士試験 令和7年度(前期) 問34(土木(ユニットC) 問18) (訂正依頼・報告はこちら)
- シールドは、フード部、ガーダー部及びテール部からなり、それぞれ役割を持つ。
- シールドをフード部にあるジャッキで推進させ、テール部でセグメントを用いた覆工作業を行う。
- シールド掘進後の地山の緩みや沈下を防止するために、セグメント外周にモルタル等を注入する。
- シールド掘進時には土質や土被り等の変化に留意し、掘削土砂を取り込み過ぎないようにする。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は、シールド工法を構成するシールド機械の構造、掘進方法、および掘削後の地盤沈下対策に関する記述の適否を問うものです。
シールド工法は、地山の安定を保ちながら安全に掘削を進めることが最も重要であり、そのための各部材の役割と施工手順を正確に理解しておくことが求められます。
適当です。
誤りです。
シールドの推進は、ジャッキでテール部のセグメントを押し、その反力でシールド本体を前進させることで行われます。
適当です。
適当です。
この問題のポイントは、シールドの推進が、テール部のセグメントを反力として「ガーダー部」に内蔵されたジャッキで行われるという点を正確に理解しているかどうかです。
「フード部」は掘削を行う部分であり、推進力を発生させる部分ではないという点を明確に区別して覚えることが重要です。
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02
この問題は、シールド工法の基本的な施工手順と各部の役割に関する知識を問うものです。
シールド工法の施工全体の流れを正しく理解しておきましょう。
適当です。
シールドマシンは、主に3つの部分から構成されています。
[補足]
フード部:シールドの最前部にあり、掘削時に土砂が崩れてくるのを防ぐ役割です。
ガーダー部:シールドの骨格となる胴体部分です。内部には掘削するための機械や、シールドを前進させるためのジャッキなどが収められています。
テール部:シールドの最後部にあり、セグメントを組み立てる際に、外部から土砂や地下水が入ってくるのを防ぐ重要な役割を果たします。
誤りです。
シールドを前進させるためのジャッキは本体の後方(ガーダー部)に設置されています。
シールドの推進はセグメントを押し、ジャッキを伸ばすことでシールド全体を前方へ推進させます。
適当です。
適当です。
シールド工法の問題は、各部の名称と役割、そして施工手順の関連性を理解しておきましょう!
■シールドの構造
・フード:最前部。土砂の崩壊を防ぐ。
・ガーダー:胴体。機械やジャッキを搭載。
・テール:最後部。セグメント組立時の防水・防土。
■推進の仕組み
・ジャッキはシールドの後方にあります。
・「完成したセグメント」を押して前進する。
■地山の安定対策
掘削後の隙間(テールボイド)には裏込め注入を行う。
目的は地山の緩みと沈下の防止です。
■掘進管理
掘削土量の管理が地表面の安定に直結します。
土砂の取り込み過ぎ」は沈下の原因となります。
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03
シールド工法の施工に関する問題です。
正しいです。
シールドマシンは、フード部、ガーダー部、テール部で構成されており、それぞれ役割を持っています。
間違いです。
シールドは、フード部ではなくテール部にあるジャッキでセグメントを組み立てた反力を利用して、前進します。
正しいです。
シールドマシンが掘進すると、セグメントの外周と地山との間に隙間が発生します。
これによる地盤沈下を防ぐため、セグメント外周にモルタル等を注入し、充填する必要があります。
正しいです。
掘削土砂の取り込み量を適切に管理し、地盤の緩みや沈下を防ぐ必要があります。
シールドマシンの構成内容を整理しておきましょう。
また、その使用した施工順序も同様に把握しましょう。
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