2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(後期)
問116 (薬液注入 問3)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和7年度(後期) 問116(薬液注入 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

標準貫入試験によって得られるN値から直接推定される次の事項のうち、適当でないものはどれか。
  • 砂地盤の相対密度
  • 砂地盤の液状化強度比
  • 粘土地盤のコンシステンシー
  • 粘土地盤の含水比

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この過去問の解説 (1件)

01

適当でないのは、「粘土地盤の含水比」です。
N値は、地盤の硬さ(締まり具合や固さ)を表す目安なので、砂なら締まり具合、粘土なら固さ(やわらかさ)を推定できます。

一方、含水比(どれだけ水を含むか)は、N値だけでは直接わかりません。

選択肢1. 砂地盤の相対密度

砂は、よく締まっているほど貫入しにくくなるので、N値が大きくなりやすいです。
この性質を利用して、砂地盤の締まり具合(相対密度)をN値からおおまかに推定します。

選択肢2. 砂地盤の液状化強度比

液状化の起こりやすさは、砂の締まり具合や強さと関係があります。
そのため、N値(必要に応じて地下水位や上載圧なども考慮)を使って、砂地盤の液状化に対する強さ(液状化強度比)を推定する方法がよく使われます。

選択肢3. 粘土地盤のコンシステンシー

粘土は、やわらかいほど貫入しやすくN値が小さく、固いほどN値が大きくなります。
このためN値から、粘土のやわらかさ・固さ(コンシステンシー)を推定できます。

選択肢4. 粘土地盤の含水比

含水比は、土を採取して乾かすなどして水分量を直接測ることで求める値です。
N値は「貫入のしにくさ」を表すだけで、同じN値でも土の種類や状態によって含水比は変わります。
そのため、N値から含水比を直接推定するのは適当ではありません。

まとめ

・N値は、地盤の「硬さ」の目安です。

・砂では相対密度液状化への強さの推定に使われます。

・粘土ではコンシステンシー(固さ)の推定に使われます。

ただし、含水比は試料を取って測る値なので、N値だけで直接は決められません。

 

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