2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(後期)
問118 (薬液注入 問5)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和7年度(後期) 問118(薬液注入 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

土留め壁を用いた掘削に伴う掘削底面の変状現象に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ヒービングとは、透水性地盤の掘削に伴い背面側と掘削側の水位差が大きくなり掘削底面から水と砂が湧き出す状態をいう。
  • ヒービングの対策としては、根入れを深くしてより硬い地盤中に貫入させる、根入れ部の地盤改良、部分掘削等が考えられる。
  • ボイリングとは、軟弱な粘性土を掘削する際に、土留め壁背面の土が掘削底面にまわり込み、掘削底面が膨れ上がる現象をいう。
  • ボイリングの対策としては、流線の長さを短くするため根入れを浅くする、根入れを不透水層中に貫入させる、薬液注入等により止水壁を設ける等が考えられる。

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