2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(後期)
問128 (薬液注入 問15)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和7年度(後期) 問128(薬液注入 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

砂質土地盤で、長さ20m、幅15m、深さ10mの領域を対象として薬液注入を行う場合、砂質土地盤の間隙率40%、薬液の充塡率100%としたときの注入率λ(%)と注入量Q(m3)の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。
なお、重要度率は、120%とする。
  • λ:100(%)  Q:1,000(m3
  • λ:40(%)  Q:1,000(m3
  • λ:100(%)  Q:1,440(m3
  • λ:40(%)  Q:1,440(m3

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この過去問の解説 (2件)

01

薬液注入工法における注入量の算出は、対象とする地盤の体積に対して、どれだけの隙間があり、そこにどれだけの割合で薬液を詰め込むかという計算に基づきます。

実務や試験では、さらに「重要度率(補正係数)」を掛け合わせて最終的な計画数量を決定します。

選択肢1. λ:100(%)  Q:1,000(m3

間違っています。

選択肢2. λ:40(%)  Q:1,000(m3

間違っています。

選択肢3. λ:100(%)  Q:1,440(m3

間違っています。

選択肢4. λ:40(%)  Q:1,440(m3

正解です。

 

ステップ1:注入率(%)の算出

注入率は、地盤の「間隙率」に「充填率」を掛けたものです。

注入率= 間隙率× 充填率

40%×100%=40%

 

ステップ2:注入対象体積 (m³)の算出

対象領域の寸法から体積を求めます。

20m×15m×10m=3,000m3

 

ステップ3:注入量(m³)の算出

体積に注入率を掛け、さらに重要度率(補正係数)を考慮します。

注入量= 対象体積×注入率×重要度率

3,000m3×0.40×1.20=1,440m3

 

正解の組み合わせ

40(%)

1,440(m³)

となります。

まとめ

計算のポイントは、間隙率がそのまま注入率になるのではなく、そこに「どれだけ充填するか(充填率)」と「現場の状況に応じた予備(重要度率)」を加味する点にあります。

この3つの要素を順番に掛け合わせる公式をマスターしておけば、数値が変わっても確実に対応できます。

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02

この問題は、薬液注入工法における注入率と注入量の算出する計算知識を問うものです。

対象となる地盤の堆積と間隙率、充填率、および重要度率から注入率と注入量を求めます。

 

まず、注入率を求めます。

注入率とは、対象となる地盤の全体積に対する薬液の注入量の割合であり、

注入率λ=地盤の間隙率×薬液の充填率”で求められます。

 λ=40%×100%=40%

 

次に注入量ですが、段階的に求めていきましょう。

地盤の体積から求めます。

 V=長さ20m×幅15m×深さ10m=3,000m3

充填する薬液は間隙に注入されます。

薬液の充填率を掛け合わせた注入率を体積に乗じます。

 Ve=3000m3×40%=1,200m3

ここで、現場の重要度に応じた重要度率を乗じます。

 Q=1,200m3×120%=1,440m3

 

式をまとめると

 ”注入量Q=地盤の体積×注入率×重要度率

で表されます。

選択肢1. λ:100(%)  Q:1,000(m3

不適当です。

λ、Q双方誤りです。

選択肢2. λ:40(%)  Q:1,000(m3

不適当です。

Qが誤りです。

選択肢3. λ:100(%)  Q:1,440(m3

不適当です。

λが誤りです。

選択肢4. λ:40(%)  Q:1,440(m3

適当です。

まとめ

初めて解く場合でも解ける可能性がある問題ですが、語句の意味を理解していないと難しい、解けそうで解けない問題です。

語句が表す範囲を正確に覚えておきましょう。

 注入率λ:地盤の体積に対して注入する割合(間隙率×充填率)

  ※母数は間隙の体積ではなく、地盤の体積になります。

 重要度率:確実に充填するために、地盤内のムラを考慮した割り増し分

  ※重要だから多く、重要度が低いから少な目に、というイメージでいいと思います。

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