2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(後期)
問55 (土木 問55)
問題文
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問題
2級土木施工管理技士試験 令和6年度(後期) 問55(土木 問55) (訂正依頼・報告はこちら)
- アスファルトの硬さを調べるためには、針入度試験を行う。
- 平坦性を確認するためには、平坦性試験を行う。
- アスファルトの延性を調べるためには、伸度試験を行う。
- 路床の強さを判定するためには、標準貫入試験を行う。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題は、アスファルト舗装の各品質特性を評価するための試験方法、その組み合わせの適否を問うものです。
それぞれの試験で、なにを測定し品質を評価するのかを正確に理解しておくことが重要です。
この記述は、アスファルトの硬さと針入度試験の組み合わせとして適切であり、適当です。
この記述は、平坦性の確認に平坦性試験を行うという、直接的な組み合わせであり、適当です。
この記述は、アスファルトの延性と伸度試験の組み合わせとして適切であり、適当です。
この記述は誤りです。
標準貫入試験は、主に地盤のN値を測定し、その相対密度や強度を推定するために用いられる原位置試験です。
これは、主に建築基礎や大規模土工の地盤調査で使われる試験であり、舗装の路床の強度を直接的に評価する試験ではありません。
舗装の路床の強度を直接評価する試験としては、CBR試験や平板載荷試験が適切です。
舗装工事では、様々な試験方法が用いられますが、それぞれの試験が何を評価するために行われるのか、そしてどの層や材料に対応するのかを正確に理解しておくことが重要です。試験の目的と方法をきちんと結びつけて覚えるようにしましょう。
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02
この問題は、アスファルト舗装の品質特性と試験方法のセットを選択するのです。試験がい色々ありますが、「試験名-試験方法-試験目的」のセットを覚えるのが必要です。
この記述は適当です。
針入度試験は、アスファルトの硬さを調べるためです。
針入度試験には、所定容器に入ったアスファルトが25度に調整して標準針を貫入し、貫入度が小さいほどアスクルが硬くなります。
この記述は適当です。
平坦性試験は、アスファルト舗装の道路表面の平坦性を確認できる試験です。
平坦性試験では、道路中心線に沿って平行に設ける測定メータを引き歩いて路面の凹凸を測ります。
この記述は適当です。
伸度試験はアスファルトの延性を調べるためです。
伸度試験では、アスファルト試料を所定温度と速度で破断まで引っ張って伸度を確定できます。
この記述は誤りです。
CBR試験は、路床の強さを判定します。CBR試験では、路床の支持力指数(強さ)を決定してアスファルト舗装の厚さを設計します。
標準貫入試験は、地盤のN値を測定する試験です。
この問題は各試験方法と目的の関係を正しく理解しているかを問う問題です。アスファルト舗装に関する試験(針入度試験、平坦性試験、伸度試験)と、地盤調査に関する試験(標準貫入試験)を混同しないように注意が必要です。
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