2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(前期)
問21 (土木(ユニットC) 問5)
問題文
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問題
2級土木施工管理技士試験 令和7年度(前期) 問21(土木(ユニットC) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
- 法覆工は、安全性の確保の観点から、同一材料同一工法による一体構造とすることが望ましい。
- コンクリート法枠工は、法勾配の緩やかな場所では、施工が難しい。
- 基礎工は、法覆工を支える基礎であり、洗掘に対する保護や裏込め土砂の流出を防ぐために施工する。
- 根固工は、河床の洗掘を防ぎ、基礎工及び法覆工を保護するために施工する。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は、河川護岸を構成する法覆工、基礎工、根固工といった各工種の目的や特徴について問うものです。
河川護岸は、水の流れや河床の洗掘といった自然の力に耐えうるように、それぞれの工種が連携して機能する必要があり、その役割を正確に把握しておくことが重要です。
適当です。
誤りです。
法勾配の緩やな場所では、施工が容易です。
適当です。
適当です。
この問題のポイントは、河川護岸の各工種の役割と特性を正確に理解しているかどうかです。
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02
この問題では、川の流れから堤防や河岸を守る「河川護岸」の施工に関する知識が問われています。
主な内容は、法覆工の構造・コンクリート法枠工の適用条件・基礎工・根固工の役割についてです。
これらは、護岸が崩れるのを防ぎ、河川の安全を保つ上で非常に大切な知識のため、
各部位の役割をしっかり理解しておきましょう。
適当です。
誤りです。
コンクリート法枠工は、急な斜面で作業するよりも、緩やかな斜面の方が、作業員の安全も確保しやすく、作業が容易です。
適当です。
適当です。
根固工が河床の洗掘を防ぐことで、その上にある基礎工と法覆工が安定し、護岸全体の安全性が確保されます。
今回の問題では、「各工法の役割」と「キーワード」で整理してみましょう!
法覆工 ⇒ 安全のため一体構造が望ましい
コンクリート法枠工 ⇒ 緩やかな場所では施工が容易
基礎工 ⇒ 法覆工を支え、洗掘・土砂流出を防ぐ土台
根固工 ⇒ 河床の洗掘を防ぐことで、基礎工と法覆工が安定し護岸全体の安全性が確保
それぞれの役割を把握しておくことで、イメージができるようになります!
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03
河川護岸の施工に関する問題です。
正しいです。異なる材料や工法を組み合わせると、その境目が構造的に弱くなり破壊が始まる可能性があります。そのため、できる限り同一の材料と工法で一体的に施工し、構造の連続性と安定性の確保が望ましいです。
間違いです。コンクリート張工などは、法勾配が緩やかな方が、コンクリートの打設が容易なため、施工は容易になります。反対に、法勾配が急になるほど、型枠の設置やコンクリートのすべり落ちを防ぐ対策が必要となり、施工は難しくなります。
正しいです。
正しいです。根固工の目的は、流水によって河床が削られる「洗掘」を防止することです。
コンクリートの打設は、勾配が緩やかな方が施工が容易である点を理解しておけば、正しい選択肢を選ぶことができます。他にも、用語を知らなくても、よく考えてみると正しいことがわかる選択肢が多いと思いますので、用語がわからなくても、選択肢をよく読むよう心がけましょう。
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