2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(前期)
問27 (土木(ユニットC) 問11)
問題文
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問題
2級土木施工管理技士試験 令和7年度(前期) 問27(土木(ユニットC) 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
- コンクリート版には、普通コンクリート版、連続鉄筋コンクリート版、転圧コンクリート版がある。
- コンクリート舗装は、施工方法で大別すると、セットフォーム工法、スリップフォーム工法、転圧工法がある。
- コンクリート舗装では、路盤の最上部にアスファルト中間層を設けることがある。
- コンクリート版が膨張、収縮しないように、路盤上に路盤紙や砂利を敷くことがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は、道路のコンクリート舗装を構成するコンクリート版の種類、施工方法、構造上の特徴について問うものです。
コンクリート舗装は、その特性を最大限に活かすために、各工法や材料の組み合わせに様々な工夫が凝らされており、その知識を正確に把握しておくことが重要です。
適当です。
適当です。
適当です。
誤りです。
コンクリート版は温度変化や乾燥収縮によって膨張・収縮するため、その動きを円滑にするために、路盤上に摩擦を低減させるための路盤紙や砂を敷くことがあります。
この問題のポイントは、コンクリート舗装における路盤とコンクリート版の間の層の役割を正確に理解しているかどうかです。
コンクリート版の膨張・収縮による動きを妨げないように、摩擦抵抗を小さくすることが重要であり、その目的で路盤紙や砂が使用されます。「砂利」は摩擦を大きくするため、この目的には適さないという点を正確に把握しておくことが重要です。
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02
この問題を解くためには、コンクリート舗装の全体像を理解しているかが重要となります。
具体的には、コンクリート舗装の種類・施工方法の種類・コンクリート舗装の耐久性を保たせるための工夫を理解しておきましょう。
適当です。
適当です。
適当です。
コンクリート舗装の舗装構成に、アスファルトの中間層を設けることで、路盤に水が浸透するのを防ぎ、
耐久性を高めることができます。
誤りです。
コンクリートは、温度変化や乾燥によって必ず膨張・収縮する性質を持っており、無理に止めることはできません。
路盤紙や砂利を敷く目的は、路盤との摩擦を減らすことで、コンクリート版が膨張・収縮をスムーズに行えるようにすることです。
今回の問題のポイントは、コンクリートの特性を理解していることが重要です。
コンクリートは、温度変化や乾燥によって必ず膨張・収縮します。
この特性をスムーズにさせるために路盤紙利用します。
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03
道路のコンクリート舗装の特徴に関する問題です。
正しいです。
コンクリート舗装には、最も一般的な普通コンクリート版、
横目地をなくして走行性を向上させた連続鉄筋コンクリート版、
アスファルト舗装のように機械で施工する転圧コンクリート版など、様々な種類があります。
正しいです。
セットフォーム工法:型枠を設置してコンクリートを打設します。
スリップフォーム工法:専用機械で連続的に舗設します。
転圧工法(RCCP):ローラーで締め固める工法です。
正しいです。
耐久性や耐水性向上の目的で、路盤の最上部に厚さ4cm程度のアスファルト中間層を設けることがあります。
間違いです。
コンクリートは温度変化によって膨張・収縮する性質があり、これを完全に防ぐことはできません。
コンクリートの性質は、舗装に限らず、全てのコンクリート構造物において影響を与えます。この性質をきちんと理解しておきましょう。
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