2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度（前期）
問28 (土木（ユニットC） 問12)
問題文
ダムの施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
2級土木施工管理技士試験 令和7年度（前期） 問28（土木（ユニットC） 問12） （訂正依頼・報告はこちら）
ダムの施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- ダム本体の基礎掘削工は、基礎岩盤に損傷を与えることが少なく、大量掘削に対応できるベンチカット工法が一般的である。
- 重力式コンクリートダムの基礎処理は、コンソリデーショングラウチングとカーテングラウチングの施工が一般的である。
- RCD用コンクリートの敷均し後、堤体内に不規則な温度ひび割れの発生を防ぐため、横継目をダム軸と平行に設ける。
- 中央コア型ロックフィルダムは、堤体の中央部に遮水性の材料を用い、堤体の上流側及び下流側に半透水性の材料を用いる。
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この過去問の解説 （3件）
01
この問題は、ダムの施工に関する基礎掘削、基礎処理、コンクリートの打設、およびフィルダムの種類について問うものです。
ダムの安全性と機能性を確保するためには、各工法の目的と特徴を正確に理解しておくことが重要です。
適当です。
適当です。
誤りです。
コンクリートの打設後、コンクリートの乾燥収縮や水和熱による温度変化によって発生するひび割れを特定の場所に集中させることで、堤体全体の不規則なひび割れを防ぐため、ダム軸と直角方向に横継目を設けます。
適当です。
この問題のポイントは、重力式コンクリートダムのコンクリート打設における継目の方向を正確に理解しているかどうかです。
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02
この問題は、ダムに関する主要な工法や構造に関する基本的な知識を問われています。
ポイントは、基礎部分の掘削・基礎処理の方法・コンクリートダムのひび割れ対策・ロックフィルダムの材料配置といった、
ダムの代表的な施工方法を理解しているかという点です。
適当です。
適当です。
誤りです。
RCD工法のようなコンクリートダムでは、温度変化によるひび割れを防ぐため、ダム軸に対して直角方向に継ぎ目を設けます。
適当です。
この問題ではダムの施工ルールを理解できているかが重要になります。
特にRCD工法のひび割れ対策の継ぎ目の向きが間違えやすいです。
ダムを川の流れの方向にスパッと輪切りにするイメージを持つと、「ダム軸と直角」が分かりやすいです。
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03
ダムの施工に関する問題です。
正しいです。
ベンチカット工法は、岩盤の損傷を抑え、効率的な掘削を可能にします。
正しいです。
ダムの安定性と止水性を確保するための標準的な基礎処理方法になります。
間違いです。
RCD工法では、温度ひび割れ防止のため、ダム軸と直角に横継目を設けるのが一般的です。
正しいです。
遮水性のコアと半透水性のフィルター、透水性のロック材で構成される、ロックフィルダムの一般的な形式となります。
ダムの種類や、施工内容にについて、よく出題されます。一通り整理して、繰り返し問題演習を解いて練習しましょう。
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