2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(後期)
問123 (薬液注入 問10)
問題文
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問題
2級土木施工管理技士試験 令和7年度(後期) 問123(薬液注入 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
- 砂地盤など透水性が高い地盤で見られる注入形態であり、間隙にある水や空気が注入された薬液により置換される。
- 粘土地盤など透水性の低い地盤で見られる注入形態であり、亀裂内に薬液が脈状に浸入して進展する。
- 亀裂が吐出口付近で発生するものの遠方まで到達せず、注入形態はやや歪んだいびつな形状となる。
- 地盤中に存在する土層の境界面に沿って薬液が浸入する形態であり、軟弱な粘土層が存在していると薬液が遠方まで逸走する。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、注入形態の代表例を正しく対応させる問題です。
整理すると以下のようになります。
浸透注入
→ 砂地盤など透水性の高い地盤で見られやすい
→ 地盤の間隙中の水や空気が薬液で置換されながら浸透する
割裂注入
→ 粘性土地盤など透水性の低い地盤で見られやすい
→ 薬液が脈状に亀裂へ進展する
劈開・層理面への逸走型
→ 土層境界面などに沿って進む
【適当】
浸透注入の説明です。
浸透注入は、主に砂質土地盤のような透水性の高い地盤で起こり、薬液が土粒子骨格を大きく乱さずに間隙へ浸透していきます。
結果として、間隙中の水や空気が薬液に置き換えられる形になります。
【不適当】
この説明は浸透注入ではなく、割裂注入の説明です。
粘性土地盤のように透水性が低い地盤では、薬液が土粒子間の間隙へ素直に浸透しにくいため、地盤に生じた亀裂に沿って脈状に進展する割裂注入が起こりやすくなります。
【不適当】
これは浸透注入の説明ではなく、亀裂が生じるが大きくは進展しないタイプの割裂・準割裂的な注入形態を述べたものです。
浸透注入であれば、基本は地盤の間隙へ比較的連続的に薬液が入り込む形で説明されるため、「吐出口付近で亀裂が発生する」という表現自体が浸透注入とは合いません。
薬液注入の注入形態は、浸透注入・割裂注入・その中間形態などに分類され、亀裂の発生は浸透注入よりも割裂系の特徴です。
【不適当】
これは浸透注入ではなく、土層境界面や弱面に沿った逸走・劈開的な注入形態の説明です。
浸透注入はあくまで土粒子の間隙中に薬液が浸透する形であり、層境界に沿って遠方へ走るのは別の注入形態として考えるべきです。
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